グレイヘアにするにはどうしたらいい？グレイヘアへ移行する3つの方法
2021/11/01
こんにちは！miles by THE'RAのスタイリスト、山田です！
今日は最近よく耳にする『グレイヘア』についてお話しさせていただきます。
グレイヘアとは
まずそもそも『グレイヘア』って、どんなものなのでしょう？
『グレイヘア』とは白髪を染めずに白髪交じりの髪を活かしたヘアスタイルのことです。
2018年に新語・流行語大賞にノミネートされたほど、ここ数年ではテレビや雑誌でも
グレイヘア特集が組まれるほど話題となり、白髪のある女性たちの新たな選択肢の一つとなりました。
グレイヘアになるための条件
実際お客様に白髪染めをさせていただく中で、
いずれはグレイヘアにしていきたいとおっしゃる方はかなりいらっしゃいます。
白髪がそこまで多くないときは、カラーの期間も1か月～１か月半とそこまで頻繁ではないのですが、
だんだんと白髪の割合が増えてくると白髪と染めている部分の境目がはっきりとわかるようになり、
ご自宅でのホームカラーも併用するようになったり、こまめな方だと２週間に一度のペースで
美容室で染められる方も少なくありません。
そうなってくると気になるのは髪や頭皮に対する負担です。
根元の伸びた部分だけを染めるリタッチであれば、毛先に薬剤はつけないので髪への負担はそこまではかかりません。
しかし、毎回根元には薬剤を塗ることになるので、少なからず頭皮には負担がかかってきます。
頭皮の負担を考えるとマニキュアは地肌につけない施術なので頭皮への負担はありませんが、
頭皮を空けて塗る分、２週間程度で染めるような方には不向きです。
白髪が増えてくると、それを隠すためには
頭皮への負担はもちろん、お金や手間もかかるということです。
それならば、白髪をうまく活かしてしまおう！
というのが『グレイヘア』です。
グレイヘアへの移行期間はどれくらい？
『グレイヘア』に挑戦したいと思っている大半の方は、今現在白髪染めをされている方が多いはずです。
ここで気になるのが、どうやって今の髪からグレイヘアにしていくのか。というところですよね。
今の髪の長さにもよりますが、どのような方法でグレイヘアに移行していくかで
その期間は変わってきます。
次はそのグレイヘアに移行していくための3つの方法をご紹介していきます。
白髪染めからグレイヘアに移行するための3つの方法
今からご紹介する3つの方法の最終目的地は同じです。
地毛の白髪をどうやって毛先の色に合わせていくかということです。
そこにいくまでにどのような手段を使うか。をご紹介していきます。
1・ブリーチ×カラー
白髪染めには、おしゃれ染めと違って、白髪がしっかり染まるように薬剤にブラウン料が
多く含まれています。
そのため、一度白髪染めによって暗くした髪を明るくするのには少々手間がかかります。
ブリーチは髪を脱染するためのものなので、白髪染めをしている部分をブリーチによって脱染することで
割と簡単に明るくすることができます。
ブリーチは色を抜くだけなので、ブリーチで染めただけでは髪色は赤褐色～黄色にしかなりません。
上からさらにカラーをすることで綺麗な色が出せます。
明るくブリーチで染めた髪は暗くせずに柔らか味のある色にすることで、白髪との境目をぼかしてくれます。
全体が明るくなって境目がぼけるので、次からのカラーは根元もおしゃれ染めで柔らかい色味を選んであげると
さらに綺麗です。
3つの方法の中では一番早くグレイヘアに近づけます！
ただ、一番髪への負担がかかること、ある程度の明るさがあってもよいのを理解された方にはおすすめです。
2・ハイライト
こちらも一つ目同様ブリーチを使った施術になるのですが、
全体ではなく、ポイントでメッシュのように縦の線をブリーチによって作ります。
今回の目的は地毛の白髪をどうやって毛先の色に合わせていくかなのですが、
根元の白髪と毛先をつなぐために、縦の線を加えて境目をぼかすといった方法です。
伸びてきても毛先に明るい縦の線が入っているので、白髪をぼかしてくれます。
こちらも、次からのカラーは根元はおしゃれ染めである程度明るさのある色を選んであげるとさらに綺麗です。
縦に線が入るので、髪に動きが出ます。
ショートの方や巻き髪にすることの多い方は特におしゃれ度が上がるのでおすすめです。
3・白髪染めを徐々に明るくしていく
こちらは3つの中で一番時間がかかります。
しかし髪への負担は一番抑えられます。
1つ目の方法でお伝えしましたが、白髪染めで染めた髪を一度に明るくするのには手間がかかります。
ブリーチを使えばある程度一気に明るくすることは可能ですが、ブリーチを使わない方法としては、
カラー剤で明るい薬を選びながら時間をかけて明るくしていきます。
どの程度染料が毛先に蓄積しているかにもよりますが、
カラーをするたびに毛先を少ずつ明るくしていくので、仕上げるまでには数か月かかります。
それぞれにメリットデメリットがありますが、一番自分にとって合うやり方で
グレイヘアに近づけていけるといいですね。
キレイなグレイヘアを保つお手入れ方法
一概に『グレイヘア』といっても髪を全く染めない訳ではない場合もあります。
その方の求める『グレイヘア』にもよりますが、白髪は生活環境によって黄ばみやすいです。
定期的に薄い色味を入れてホワイトニングしたりすることも必要です。
白髪は黒髪に比べて
パサつきやすい ゴワゴワしやすい ボサボサなりやすい
などの特徴があります。
そのために、『グレイヘア』をよりきれいに見せるためにはケアを忘れてはいけません。
ヘアカットはこまめに
グレイヘアは髪型もきれいに決まっていてこそ活かされます。
だいたい平均して人は1か月に1センチ～1.5センチ髪は伸びると言われています。
ショートの方であれば1か月に一度。ミディアム～ロングの方であれば2か月に一度のペースで
メンテナンスされるとシルエットも崩れず、お手入れも楽に過ごすことができます。
髪質にあったシャンプー＆トリートメント
髪質に合ったシャンプー＆トリートメントを選びましょう。
年齢とともにお肌が変わるのと一緒で髪質も変化していきます。
ボリュームが出にくい、細毛が気になるなどといった場合はハリコシのでるものを使いましょう。
先ほどお伝えした黄ばみについては、グレイヘア専用のシャンプーや、
紫シャンプーといってシャンプーに色味が入っていて、洗うだけで黄ばみをとってくれるようなものも
あります。
美容室だけでなく、おうちでできるヘアケアも合わせて行っていきたいですね。
グレイヘアにはショートカットがおすすめ
いち早く『グレイヘア』にするのであればショートがおすすめです。
ショートにしてしまえば、地毛と毛先との境目が気になる期間も短く済みます。
挫折してしまいそうであれば、思い切ってショートに踏み切るのも一つの手ですね！
グレイヘアにショートがおすすめな理由
ほかにもおすすめな理由があります！
グレイヘアの方はハリコシがなくなってきたり、トップのボリュームがないことが悩みだったり
髪の毛のうねりを気にされている方が多くいらっしゃいます。
そのお悩みを解決するのに一番おすすめなのはショートです！
まとめ
いかがでしたでしょうか？
少しでも『グレイヘア』に興味を持って、やってみたいと思っていただけたら嬉しいです。
年齢とともに髪の毛も変化していきます。ファッションやメイクを年齢とともに変えていくのと同じで
髪の毛も年齢とともに新しいものにチャレンジし、自分らしく、日々楽しく過ごせたらとっても幸せですね。
