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白髪染め初心者さん必見!市販の白髪染めの種類や染め方のコツ

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白髪染め初心者さん必見!市販の白髪染めの種類や染め方のコツ

こんにちは!!

吉祥寺駅徒歩30秒の美容室miles by THE'RAの橋本です!


2年ほど前に多忙によるストレスからか、白髪が急に生えてきていることに気が付きました。

今まで白髪なんて気にしたことなかったし、そもそも生えてきても大人になった勲章みたいなもので、気にならないとタカをくくっていたのですが、実際のところ1本でもかなり気になりました・・・。


最近は一ヶ月に一度お店のスタッフに染めてもらっていますが、

お客様が気軽に毎月染めるのは難しい事もあると思います。お忙しかったり、懐事情だったり、色々な要因はあると思いますが、そんな時に便利なのがセルフカラー!

お家で手軽に出来る正義の味方です。

最近では色のバリエーションが豊富になり、さらに染めるお薬のタイプも種類が増えました。

今回はそんな市販されている白髪染めのカラー剤についてできるだけ分かりやすく解説しようと思います。


初めての白髪染めでも簡単!【泡カラータイプ】

まずはここ10年くらいで登場した泡カラータイプの特徴です。

1.液だれしにくく簡単


とにかく簡単にぬれます!密着力、弾力のあるメレンゲのような泡なので、液だれしにくいです。薬がへんなとこについたり落っこちたりしずらくなります。

2.染めムラができにくい


泡を全体に塗布後、シャンプーをするように、頭皮をマッサージするように揉み込むことによって、しっかりと根元から毛先まで薬が行き渡り、染ムラが出来ずらくなります。

3、ロング、多毛でも塗りやすい

泡の形状で浸透力が高いために、一本で多毛の方でもロングの方でもほぼ対応可能です。途中で足りなくなってアワアワすることもないでしょう。泡だけに!!!!!!!!

3.髪や頭皮へのダメージが大きい

まず、他の市販のカラー剤と大きく違うところがあります。それは界面活性剤が大量に入っているということ。

界面活性剤とはシャンプーや洗剤、はたまた、トリートメント、石鹸などにも使われており、油と水を混ぜあわせる性質があります。

そして一番の効果として「薬剤の吸収を高める」というものがあります。洗剤やトリートメントだとプラスに働くのですが、カラーの場合は「頭皮や髪の毛に与える成分の吸収力も高めてしまう」と、いうことになります。発色が良くなると同時に傷みも増し、発色が良くなったとしても、髪のダメージがひどくなれば結局すぐに色落ちしてしまうので、気をつけなければなりません。

泡カラーの場合、根元から毛先まで全て同じ薬で、塗り分けるということが出来ません。本来お店であれば、既染部(既に染まっている所・毛先)と、新生部(新しく生えてきたところ・根元)で薬の種類や強さを変えたりするのですが、泡という形状によってそれが出来ません。

仕上がりをどれぐらいの明るさ、色味にするかにもよりますが、必要以上の染める力で毛先も放置することになるケースが多くなるので、特に毛先へのダメージが強くなります。

それと同時に揉み込むことによって頭皮にもしっかりと薬を吸着させてしまうので、頭皮へのダメージも高いものになってしまいます。


4、アレルギー体質の人は特に注意

カラー剤には主に2種類のアレルギーがあります。それは「ジアミンアレルギー」と、「アルカリアレルギー」です。

どちらも軽度であれば、軽いかゆみや、刺激(痛み)ですみますが、先程申し上げたように、界面活性剤の効果で、アレルギー症状がいつもより強く出てしまう可能性があります。

なので、アレルギー体質であったり、カラー剤でしみた経験のある方にはオススメ出来ません。


トリートメント配合で塗り分け可能な【クリームタイプ・乳液タイプ】


昔からずっと存在し続け、一番一般的。薬剤的にはほぼプロフェッショナル用と変わらないぐらいに進化し続けているのがクリームタイプです。

最近はクリームタイプよりも少しテクスチャーが柔らかい乳液タイプ(ジェルタイプやジャムタイプと呼ばれることも)も出てきました。

どちらもほぼ差は無いものの、商品によって薬剤の柔らかさが変わります。

1.コームなどでカラー剤クリームを塗る

1剤と2剤に分かれており、それらをよく混ぜて、付属されているコーム(ハケ付きのクシ)や、クシ型ノズルで塗布するタイプです。

2.根元だけなど、カラー剤の塗り分けができる


根元だけや、前側だけ、目立つところだけなど、ポイントによって塗り分けが出来るというのが特質すべきポイントです。

生え際や分け目、目立つ所をちょくちょく染めたい方にはぴったりです。商品によっては使い切りではなく、取っておけて別日に使う事が出来るものもあります。

3.髪や頭皮へのダメージが少なめ

最近販売されているものはトリートメント成分が配合されており、髪へのダメージの負担を抑えてくれます。

塗り分ける事を得意としてるので、慣れてくると根元にはなるべく薬を付けずにギリギリから塗る事も出来るようになります。

そうすることによって頭皮へのダメージをかなり軽減出来るので、頭皮環境を気にする方はこちらのタイプがオススメです。



4、塗り分けには慣れが必要かも・・・。


塗り分けできる所が良いところではあるのですが、全体の根元だけを染めるには少しつコツがいります。

最大のポイントはきっちりブロッキング(髪を分ける)することです。

ざっくりでも後頭部真ん中で縦に半分、サイド耳の生え際の前と後ろで半分の、4パートに分けるのがおすすめです。

これはプロの僕達も日頃からよく使うブロッキングです。

分ける理由としては塗りムラ、塗り忘れを防ぐということですね。

ブロッキングせずに大体で染めてしまう場合は確実に塗りムラがでてしまいます。あと、塗る時間によっても今度は染まりムラが出来てしまうのでそれも防ぐためです。

あせらず、順番に確実に薬剤を塗っていきましょう!


もっとプロ的目線で言うと、まずは顔周りの生え際、耳周りの生え際、後頭部襟足周りの生え際を先に塗ることをオススメします。

これは絶対に塗り忘れを防ぎたいのと、一番白髪が目立つところに薬を塗布することによって、色の染まり具合を確実にするためです。

襟足に関しては女性の場合結ぶこともあるので、その時にしっかり染まってるように見せるためです。抜かりのない女性になりましょうね笑。

その後にブロッキングしたパートの前側のてっぺんの方から塗り進みましょう!前側が塗り終わったら、後ろ側のてっぺんから塗り進みましょう。


トリートメント配合で塗り分け可能な【ヘアカラートリートメントタイプ】


最近はおしゃれ染めだけではなく、白髪染めの世界にも進出し、自分に合うモノを見つけた場合は抜群の効果を発揮するかもしれない期待の商品です。

1.シャンプーの後、コンディショナー代わりに使う


シャンプーをした後に、コンディショナーやトリートメントの代わりに使うだけ!!とっても簡単でお手軽です。5〜10分ほど放置すると良いでしょう。商品によってはもっと長くおく場合もあります。

2.髪や頭皮に優しい

先の2つ、泡タイプとクリームタイプのお薬とは全く染める原理が異なり、ダメージは全くありません。トリートメントで色が付く感じです。なので、頭皮への負担もありません。

3.明るい色は染まりにくく、色持ちしない

完璧なように見えますが、明るい薄い色は染まりにくく、色持ちはあまりよくはありません。

染める原理が異なるとお伝えしましたが、先の2つはアルカリ 剤というものが入っており、髪そのものに色を入れるのですが、カラートリートメントはアルカリ剤は入っておらず髪の表面をコーティングするような感じです。

なので、黒髪は染まりませんし、色落ちも髪の内部で発色するわけではないので持ちがあまりよくありません。

最近ではオシャレな髪色を楽しむためにビビッドな発色をするカラートリートメントも登場しておりますが、白髪以外の黒髪は染まらないので、ご自身にあった色を選択することがキーポイントです。

特に白髪染め用のカラートリートメントは一回で色ははいりません。何度も使用することによって、徐々に色が濃く入っていくものです。

大きな注意点があります!!!

カラートリートメントを使用している場合、美容室でカラーリングをしようと思った時に、思うような色に出来ない場合があります。

髪の表面にコーティングされているので、それが邪魔をして染まらなかったり、または混ざりあって変な色になってしまったり、はたまたパーマがかかりずらくなってしまう可能性があります。

使い続けた期間や、商品によって、影響の出方は違うので一概には言えませんが、美容室で久しぶりにカラーをする場合は必ず担当者にカラートリートメントを使っていることを伝えましょう!トラブルの回避に繋がります。

美容師が教える、市販の白髪染めの染め方ポイント


先程も使うカラー剤別で、軽く染め方を説明しましたが、改めてポイントを抑えて説明します。

準備しておくもの

カラー剤(多めに準備、途中で足りなくなるのは悲惨です。自分の希望する明るああの色より1トーン明るめを選ぶ。これは思ったより暗く仕上がりやすいので、それを防ぐためです)

カップ、ハケ(クシ付き)、カラークロス、ヘアクリップ←必要に応じて。100均やAmazonで購入可能。そんなに高くないですし、一度買っておけば再利用出来るので、準備しておいて損は無し。

ワセリンかニベア(顔周りの色素沈着を防ぐため)

※ラップは必要ありません!!使うと根元が明るくなりすぎてしまう可能性が商品によってあります。


根元の白髪の染め方(クリームタイプ)

薬を塗っていく前に大事な準備があります。

先にもお話しましたがブロッキングです。耳より前の左右、耳より後ろの後頭部の左右、しっかりと4つのパートにわけておきましょう。余計な部分に薬を塗らないため、塗り残しをしないようにするためです。


それでは塗っていきます。一番目立つ部分から塗っていきましょう。顔周り、頭頂部、分け目です。時間の経過と共に染まっていくので、一番最初に塗るところは一番時間をおく場所になります。自分が最も気になる部分から塗るのがオススメです。

髪を結ぶ方は襟足周りも先に塗って置くことをオススメします。

薬剤はケチらずにたっぷりと置くように塗布しましょう。塗りムラを無くすコツです。

ひとまず塗り終えたら、クシの部分で伸ばしすぎないように短くとかし、馴染ませます。

伸ばしすぎると根元以外の部分もそまってしまい、色にムラが出てしまう可能性があります。

※前髪はかなり重要!!!!根元だけにピンポイントに薬を塗るようにしましょう。薬を伸ばしすぎると、毛先が暗くなってしまい、仕上がりの印象がかなり変わってしまいます。

生え際の白髪の染め方

全て塗り終えたら、最後にもういちど、顔周りの生え際に薬を塗りましょう!

それくらい生え際は大事です。


そして規定の時間をおきましょう。書かれている一番短い時間を置いて一度チェックします。白髪がういているような気がしたらもう5分おきましょう。

くれぐれも書いてある時間以上は放置しないようにしましょう!!!!

意味がありません。痛むだけです。

泡カラーの場合

泡を少量ずつ手に取り揉みこんでいき、全体に行き渡るようにしましょう。泡をけちらずしっかりつけましょう!

シャンプーをするように地肌に揉み込む感じにすると良いでしょう。

もちろん放置時間はしっかり守るように。

カラートリートメントの場合

泡カラーと似てるのですが、全体に行き渡るように薬の量はけちらずにしっかりと塗布しましょう。

液だれがしやすいので、注意が必要です。

初めての白髪染めはサロンが一番おすすめ


色々とお話させていただきましたが、

結局のところセルフカラーをするのは決して簡単な事ではありません。気をつけるべきポイントがありすぎます。せめて、家族や友人のどなたかにお願いをして、塗ってもらうほうが懸命でしょう。

ましてや、初めて白髪染めをするのであれば、それはセルフカラーでやるべきではありません。サロンに行って染めてもらうのが一番です。

毎回サロンに行くことが難しいのであれば、とりあえず一度サロンで染めてもらいながら、担当の美容師さんにセルフカラーをしようと思ってる旨を伝え、自分に合った色味や明るさを教えてもらい、髪質や量を見て、どのタイプのカラー剤、何個カラー剤を準備すればいいのか教えてもらいましょう。

まとめ


僕の個人的感想ですが、

泡カラーについて。

オススメ出来る方は限られてしまいます。僕は美容師ですので、髪が傷みやすいものはオススメ出来ません。初めてのカラーだったり、髪が全く傷んでない状態だったり、仮に少し傷んでも髪色をお手軽に変えたいという方にはいいかもしれません。

クリーム・乳液タイプについて。

もし、僕が自分で白髪のセルフカラーをするなら、薬を取っておけるタイプのクシ型ノズルものを購入します。そして全体を染めたい時にはクシ型ノズルをそのまま使い、ちょっと伸びてきて気になり始めたら、100均でカラーリング用のコームを購入し使用して、気になるところだけポイントで染めて、その次にまた全体を染める。と、いうような感じにすると思います。わざわざコームを用意しなくてもいいかもしれませんが、洗えば繰り返し使えるので、買っておいて損はないと思います。

カラートリートメントについて。

白髪が髪全体の80パーセント以上の方にはとてもいいかもしれません。髪や頭皮の傷みを気にせず、色々な色に簡単に染められます。ただ、パーマなどと併用したい方は美容師さんと相談して使うようにしましょう。


最後に

長々と書かせていただきましたが、いかがでしたか??セルフカラーやってみようと思いましたか??

僕としては、セルフカラーをやること自体、否定はしないのですが、自分に合った薬剤選定や、塗り方の守るべきポイントなどを踏まえた上でおこなっていただいたほうが良いと思います。

やっぱり不安が残るという方、

ぜひ当店に来店して頂き、僕にご相談ください。

あなたのステキでキレイな髪作りをお手伝いさせてください!


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【miles】橋本 正太郎

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