知っておくと安心!着物と浴衣の違い
2017/06/14
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2017/06/14
皆様、浴衣をお持ちですか??
また、最近お召しになっていますか??
タンスの奥底で眠っている浴衣、今年の夏は着てみてはいかがでしょうか??
今日は浴衣と一緒に少し和服のお勉強をしていきましょう!
和服を着るとは行ってもマナー違反は禁物!
知っておくと安心な和服についてお教えします♪
着物は【着る物】
文字通り、元々は体に着るものの総称で呼ばれていました。
外国から「洋服」が入ってきたことによって、明治時代以降、「洋服」と区別をする為に「和服」を示す言葉となり、現代では和服の事を【着物】と呼ぶようになったのです。
浴衣は着物の一種で、基本的には形や作り、仕立て方は同じなのですが、一般的な着物とは違う点がいくつかあり、着物と浴衣では区別されます。
裏地のない生地が一枚になっている【単衣
ひとえ】
裏地があり生地が二重になっている【袷
あわせ】
の二種類あります。
洋服のジャケットにも裏地のない夏用のもの、それ以外の季節には裏地のあるジャケットを着ますよね。
着物も夏には裏地のない【単衣】、秋から春には裏地のある【袷】を着ます。
浴衣は裏地のない【単衣】で、夏に着る着物と同じですが、着物の場合は長襦袢(半襦袢)というインナーを着なくてはなりません。
浴衣は下着の上にそのまま着ます。
⚫︎袋帯
⚫︎名古屋帯
⚫︎半幅帯
などがありますが、浴衣に分厚い帯を締めるとかなり暑苦しい…
⚫︎半幅帯
⚫︎兵児帯(兵児帯)
を締めます。
最近では半幅帯と兵児帯を組み合わせてボリュームある帯結びをされる方も多いですし、可愛い帯飾りをつける方もいます。
履物は、着物の時には足袋を履いてから下駄など履きます。
浴衣の時は足袋を履かずに素足のまま下駄などを履きます。
ちなみに履物の総称は下駄。
下駄は、木製の台に3つの穴を開け、鼻緒をすげた履物のことです。
台部に2本の歯がついたものが多いですが、台部に歯を造作しないぽっくりや、土踏まずの辺りだけをくり抜いた右近などもあり、必ずしも下駄に歯があるとは限りません!
草履は、歯がなく、底が平らで、鼻緒をすげた履物。
着物の時はこちらを履くことが望ましいです(^^)
着物の生地には、絹や木綿・ウール・ポリエステルなどが使われます。
また浴衣の生地には、綿やコーマ・絹麻・ポリエステルなどの暑くなりにくい生地が使われる事が多いです!
着物は正装として着用しますが、浴衣は入浴時や湯上がり時に着られていたもので、就寝時の寝間着やちょっとした外出時にも着られるようになったものなので、正装とはなりません!!
ご注意ください!!
最近ではカフェに行ったり街をぶらつく時に着ている方もいらっしゃいますが、本来は夕方以降ごくごくカジュアルな場所に着て行くぐらいにとどめておきたいものなのです。
ザッと着物と浴衣の基本的な違いはお分りいただけましたでしょうか??
ですが、浴衣の中にも例外がございます!
⚫︎綿絽(めんろ)
⚫︎綿紅梅(めんこうばい)
⚫︎綿縮(めんちぢみ)
⚫︎麻縮(あさちぢみ)
⚫︎綿絞り(めんしぼり)
などは高級浴衣と呼ばれ、中に長襦袢を着用すれば外出着となります。
半襟を付ければ夏の着物としてお使い頂けます!
その時は足袋を着用しましょう!
少しは着物、浴衣にご興味持って頂けましたでしょうか。
私もまだまだ勉強中!
もっと着物、和装について発信していきたいと思っております(^^)
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